心臓移植後にゴルフ練習を再開し始めたのは2022年5月5日のことです。それまでは「心臓移植を受けてゴルフを再開できました」と言えたら素敵だなぁ、くらいにしか考えていませんでした。
欲深いイシイさん
久しぶりに浴槽に身を沈める時のように「やってみたい」けど「ちょっと不安だな」という感じで、自分からやろうとは思ってもいませんでした。ゴールデンウィークの合間に練習のお声がけをいただき、数年ぶりにクラブを握った次第です。7番アイアンを手に取り軽くスイングしてみましたが、打球は右側ネットに吸い寄せられてしまいました。空振りをしなかっただけマシだったと思っています。
長期の補助人工心臓生活と心臓移植という大きなイベントがあったわけですが、僕は今までの同じように体を動かすことが好きなようです。今は毎週金曜日の仕事終わりに小さな白いボールを打っています。
フラットなコースであれば18ホールをプレーして楽しむ体力はあると思いますが、急勾配の多い山岳コースはプレーファストの観点で「楽しめないだろうな」と感じています。ついては僕自身が「山岳コースでも楽しめそうだな」と思えるくらいには腕を磨きたいと思います。打球が真っすぐに飛ばないと歩数も増えますので…
欲を言えば本コースでプレーした際にスコア100以下を達成したいとも考えています。今は本コースデビューに向けての練習をしているという状況です。
パター練習はハードルが高い?
クローゼットの奥からパタークラブに手を伸ばしたら、手のひらにグリップが吸い付くような感触がありました。
クローゼット内に照明があるわけでもないので気付けませんでしたが、長年放置してきたグリップ達は朽ち果てる寸前だったようです。
どうやらグリップの加水分解が進んでいたようですね。もともと中古で安く購入したパターなので、グリップ自体は10数年物だと思います。
ヘッドカバーは触る前からボロボロであり、クローゼット内の床は黒い破片が散乱していました。どうしようか多少悩みましたが道具を買い直してもスコアに直結するとは思えないので、ヘッドカバー以外は直して使うことにしました。
グリップ交換くらいできるだろうという根拠のない自信から、まずはボロボロのグリップを除去しておきました。交換用グリップは多種多様なものがネットショップで販売されていますが、グリップ交換未経験者としては「どれを選べばよいのだろうか」と迷ってしまいました。
迷ったときの純正品
取付自体はテープを縦巻きして、パーツクリーナのような溶剤をタップリと塗布して、新しいグリップを装着するだけ。取付自体は5分もあれば終わることが分かったので、今後グリップ交換が必要になっても自分でやります。
ヘッドカバーはAmazonで安く販売されていたものを購入しましたが、少しサイズが小さかったようでヘッドがはみ出しています。とはいえ僕のニーズは満たしているので問題なしと判断しました。
10年物のソフトスパイクシューズの補修
ゴルフを始めた時に購入した新品シューズですが、実はスパイクの一部が台座を残してもげていました。この写真は残ったソフトスパイクの台座を取り外そうとした際に、ソールの一部が剥がれた様子です。
ネットショップなどを徘徊したものの当時ほどは新品シューズも安くはなく、実際に履いてみて選びたいこともあって新品購入は断念しました。交換用スパイク鋲だけを新品購入して、ソール自体は自分で補修しました。
本コースデビューに向けて服以外のツールは一通りの準備ができました。服は本コースデビュー日が決まったときに決めます。ユニクロでいいのかな?
では。