心臓移植体験記

僕が歩き続けた理由

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乾いた風が顔に突き刺さるような寒さが続いています。

そんな僕も最近は週末くらいしか運動する機会がありません。それでも週末は雨が降らない限り歩いています。

体力作り

退院前には一日3kmくらいの距離を歩けるようになっていましたが、起伏のある外の世界ではそんなには歩くことができませんでした。

これじゃ社会復帰までは時間がかかるだろうなぁ…

そんなことを感じていました。

そこから自分なりのルールを設けて体力作りに取り組みました。

  • 毎日8000歩以上を目標
  • 3日間運動したら1日はお休み
  • 運動前後のストレッチは各20分

本当に少しずつ積み重ねてきました。

朝食前に歩いたり

昼食前に歩いたり

夕食前に歩いたり

一日数回に分けて歩く日も多かったですね。

連続歩行が気持ちよくなる

体力がつき始めると歩くことが楽しくなってきました。

連続歩行でこの距離を歩けるようになった頃でしょうか。ウォーキングに加えて少しずつランを取り入れるようになりました。

10mランからのチャレンジ、アップルウォッチで脈拍の上がり具合や疲れを観察しながら毎日5mずつ距離を増やしていきました。

100mを走れるようになった頃から体力のつき具合も加速し、気が付けば月に100km以上の距離を歩くようになっていました。

これからも楽しく目的をもって歩き続けます。

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心臓移植体験記とは

僕は拡張型心筋症を患い、2015年に補助人工心臓エバハートの力を借りて日本で心臓移植を待つことになりました。長い移植待機生活を乗り越えて、僕は「その日」を迎えることが出来ました。

僕の叶えたいことは「たった一つ」

その枝葉にある沢山のやりたいことを通じて、この人生で必ず叶えてみせます。
心臓移植体験記では、そんな僕の人生の軌跡を紡いでいきます。

著者:イシイサトル
著者
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