心臓移植体験記

僕の人生ログ

続・月100km以上歩き続けた結果

355 views

相変わらず週末は外を歩いています。今週末は「買い物」に時間を要してしまい、まとまった歩く時間を確保しそこねました。なぜ「買い物」に時間を要したのか?その背景を書き残しておきます。

僕と赤いプーマの旅物語

退院後、しばらくしてからウォーキング用に一足の靴を購入しました。誰と会う事もないので、とにかく安くてそれなりに丈夫そうな靴をABCマートでチョイスしました。

値引き表示のプーマの赤いシューズを3000円くらいで購入。白や黒といったバリエーションがあったのですが、その赤いプーマが「俺を手に取れ!」と訴えかけてきたんですよね。

これまでの僕の人生で赤い色を欲することなどありませんでしたが、気が付けば赤いプーマを手に取ってサイズを確かめていました。「なんかいいんじゃない!」と、そのままレジへ向かいお会計しちゃいました。

それが僕と赤いプーマの短い旅のはじまりでした。

ヘタリのない赤いプーマ

僕と赤い心臓と赤いプーマの相性は抜群に良かったようで、徐々に心拍コントロールにも慣れてきて走ることもできるようになりました。
社会に出ていくための体力的な下地作りも終わり、その結果を端的に表現したのが年末に出した動画になります。まだ動画を見ていない方は、このブログ記事を読み進める前に見てくださいね。

赤いプーマと色々な世界を楽しみました

実際には動画のようにスピーディーな体力作りではありませんでした。手探りで距離や負荷を少しづつ伸ばしていった結果が先の動画になります。僕は移植後の身体作りを目的として病室からAppleウォッチを購入しました。結果、Appleウォッチはリハビリにすごく役立ちました。

ココが僕のスタート地点です。

理学療法士の指導で僕の運動中の脈拍上限を120に設定していました。運動中にそれ以上早くなると脈拍が急上昇するような傾向があるようで「しばらくはそこに達しない程度のペースで歩いてね」と言われ、歩くスピードや脈拍、自覚症状の変化をAppleウォッチでも捕捉しながら運動していました。

リハビリ時に「Appleウォッチのデータはどれくらい正確なんだろうね」という話になり、モニター心電図と表示されるレートを見比べながら歩き、「結構と正確だね~」というやり取りもありました。そのような経緯もあり、今でもAppleウォッチにリアルタイムに表示される情報を確認しながら運動しています。

Appleウォッチは僕の新たな生活必需品になりました。

僕と赤い心臓と赤いプーマ+Appleウォッチはいつも一緒に色々な道を歩きました。

意外かと思われるかもしれませんが、僕自身はあまり頑張ったつもりはなく、ツライと感じることもありませんでした。ただ、悔しいことは沢山ありました。

例えば近所の長い上り坂を歩きはじめて3歩目で「これダメだな…」と引き返した時とか。
一瞬ネガティブな気持ちになるのですが、同時に「絶対登ってやる!」という妙なチャレンジ心も湧いてきて苦に感じることはなかった気がします。

誰にも気にせず自分一人で好きな時間に好きな場所へ歩いて行くことができる。

そんな単純なことが長いこと叶いませんでした。僕が歩く本当の動機は体力作りではなく、純粋に当たり前を楽しみたかっただけなのかも知れません。

その姿を動画にしておきました。おそらく皆さんがイメージするような体力作りとはかけ離れていると思っています。
時間のある方は↓動画↓を見てくださいね。
注)動画はダラダラと長いです。特に面白い要素もありません。

旅の終着地

僕と赤いプーマの旅も終わりを迎えようとしています。
先日、雪が降った時に靴底を確認したところ…

タイヤなら車検を通らないくらいに靴底が減ってきていました。ここら辺が僕たちの旅の終着地なのかなと、僕は新たなパートナーを探し求めて「買い物」に出かけたのです。

次も「赤い靴がいいなぁ」と思っていたので赤い靴を探しましたが、どれも僕のサイズだけ在庫がないのです。色違いならあるのですが視線を奪うようなビビットな赤じゃなきゃダメなんです。

3店舗ほど回りましたが新たなパートナーとは巡り会えず、歩く時間も逃してしまいました。もしかすると赤いプーマが僕のパートナー探しを拒絶したのかもしれない。

どうやら僕と赤いプーマの旅の終着地はもう少し先にあるようです。
赤いプーマに穴が空く日、新たなパートナーと出会う日、どちらが先だろうか。赤いプーマじゃない靴が登場したら察してください。

桜咲く季節が待ち遠しい。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Feedly
Send to LINE