こんにちは、ご無沙汰しております。
心臓移植を受けてから気づけば3年が過ぎておりました。時間が経つのは早いもので、いろいろなことがありました。
今は休日と有給休暇を利用し、定期の検査入院を受けております。今日は蓄尿と免疫抑制剤(タクロリムス)の血中濃度モニターのみで、比較的ゆっくり過ごしております。入院中は掃除や洗濯もしなくて良いし、上げ膳据え膳。快適すぎます。心臓移植後3年目はこのようなフリーな時間を確保できずにいました。この機会に心臓移植後3年目に体験したことを時系列で簡単に書き残しておきます。
心臓移植後、3年目のサラリーマン生活
- 人生初の人間ドックを体験。免疫抑制剤の吸収に影響しないようバリウムから有償オプションの胃カメラに変更
- 連日の猛暑で電気代が記録的な高さに。
- 車の12ヶ月定期点検、エバポレーター洗浄と古いナビ情報を更新
- 10数年ぶりにJR中野駅を訪れ、中野ブロードウェイのカオスっぷりを堪能
- 日本移植会議の公開シンポジウムに参加、軽い同窓会状態になる
- 駒沢オリンピック公園で開催されたグリーンリボンランニングフェスティバルを現地応援
- 所得増に伴い医療費の自己負担額も増える
- 某資格を受験、合格
- 心臓移植後の初旅行、意外と遊び歩いていないことに気づく
- ボウリングでスコア200upを目指すも、193点で終わる
- 夏タイヤから冬タイヤへの履き替える時、フロアジャッキの油圧抜けで買い直し
- 仕事の荒波に飲まれ、経験と勉強不足を実感
- 電気、ガスの請求額に驚く
- 寝つき悪化
- 夏タイヤのホイール付きセットを通販購入、冬タイヤから履き替え
- 古いホイール付きタイヤを処分場へ持ち込み
- 寝つき改善
3年目のジンクスは乗り越えた?
そんなジンクスは聞いたことありませんが、移植後の一つの目安となるポイントとして3年というキーワードはあります。では僕は無事に3年目を乗り越えたのでしょうか?
3年目は医療に関する負担額が増えて、円安などを要因とした物価高騰などによる金銭的な不安もより増えました。僕の不安の本質は「金銭面」です。体調を崩した時に収入が途絶えるだけでなく、それに加えて治療などの出費がかさむという点です。収入は僕自身の給与しかありませんから、日々の体調管理にはそれなりに気を遣っています。
平均的な方に比べたら体調を崩したり重症化するリスクは高いのでしょう。人より現実のものとなる可能性が高いだけあって不安ですよ、ヒヤヒヤしていますよ。でも、確率の話を除けば、僕に限らず誰にでも起こり得ることです。そのように割り切った考えを持てるようになった3年目でもあります。
人生色々
ケセラセラ
「検査入院を終えたら何を食べようかな?」と考えているくらいですから、きっと何とかなると思っています。3年間を大きなトラブルなく過ごすことができ、もう少し先の未来も描けるようになりました。
4年目はストレス過多になりすぎず、ある程度の自制心を持って日々を楽しんで過ごしたいと思います。
引き続き、何が起こるかわからない僕の人生を発信していきますので、また覗いてみてくださいね。
では。